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『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』(ポケモンふしぎのダンジョン あおのきゅうじょたい・あかのきゅうじょたい)は、チュンソフトが開発し、2005年11月17日にポケモンから発売されたコンピュータゲーム。 ニンテンドーDS版『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』(ポケモンふしぎのダンジョン あおのきゅうじょたい)とゲームボーイアドバンス版『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』(ポケモンふしぎのダンジョン あかのきゅうじょたい)の2つのバージョンからなる。『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として製作されたRPGである。 本項では、このゲームを元にして作られた漫画作品『ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊』および短編アニメ『ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!』についても記述する。 == 概要 == ある日突然、ポケモンになってしまった主人公はポケモンだけが暮らす世界で友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの依頼をクリアしながらポケモンになった謎を探す事になる。 主人公のポケモンは、オープニングの質問(心理テスト)の答えにより16種類のポケモンから選ばれ、パートナーのポケモンは、一部のポケモンや、主人公に選ばれたポケモンと同じタイプを持つポケモンを除いた7~10種類のポケモンの中からプレイヤーが選ぶことができる。 なお、対応機種こそ異なるが『青』『赤』2作のソフトの内容は一部を除いてほぼ同じである。また、ニンテンドーDSとニンテンドーDS Liteではダブルスロットを用いた2作の連動要素がある(GBA専用スロットが廃止されたDSi以降には対応していない)。 作品の世界観やストーリーは、「人間」そのものは全く登場せず(人間自体は皆に知られている)、ポケモンたちが人間代わりに扱われて会話やイベントが進行していくという、『ポケモン』としては異色な体系をとっている。ストーリー展開に関しては、ギャグ要素を盛り込みながら信頼や友情をテーマに進んでいくが、途中からは他の『ポケモン』ゲームではあまり見られないシリアスな展開が進行されていく。また、勧善懲悪が多くの場面で成立していないというのも特徴である。 登場ポケモンは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』までの386種が全て仲間になる他、当時発売前の『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』から先行でゴンベがイベント上のサブキャラクターとして登場、マネネ・ウソハチ・マニューラ・ルカリオが石像として登場している。 音楽はBGM・SEとともに『ポケモン』本編シリーズのものは使用されておらず、全て新規に作られたものか他のチュンソフト製作ゲームの流用・アレンジである。なお、BGM製作は飯吉新が担当している。 両バージョン合計で世界売上550万本以上というヒット作となり、続編としてニンテンドーDSで『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』とそのマイナーチェンジ版『空の探検隊』が発売され、その後もシリーズが続いている。シリーズ作品については不思議のダンジョン#ポケモン不思議のダンジョンも参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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